【2022年】UAEツアー 個人タイムトライアル!【第3ステージ】

サイクルロードレース

こんにちは! ニハシ(@nihashi_kintaro)です。

2022年UAEツアーの第3ステージの様子と結果をお伝えします。

今回は個人タイムトライアル。タイムトライアルの世界チャンピオンとして、アルカンシェルを着て臨むフィリッポ・ガンナは今回も勝つのか?

様子をお伝えします!

レースを見ることができない方や、見たけれどレースの話なら読みたい!という人はぜひ読んでいってください!

UAEツアーの概要

UAEツアーの概要は、第1ステージの記事、または公式HPなどを確認してくださいね。

公式HP→THE UAE TOUR
スタートリストはこちらから→JSPORTSスタートリスト

こちらは前回のツール・ド・ラ・プロヴァンスの記事です。Tour of omanのハイライトもあります。
【2022年】ツール・ド・ラ・プロヴァンス【プロローグ】
【2022年】ツール・ド・ラ・プロヴァンス【第1ステージ】
【2022年】ツール・ド・ラ・プロヴァンス【第2ステージ】
【2022年】ツール・ド・ラ・プロヴァンス【第3ステージ】

第3ステージの様子

9kmのフラットなコースの個人タイムトライアル。

ツール・ド・フランスの2021年個人タイムトライアルは第5ステージが27.2km、最終日前第20ステージは30.8kmでした。

それと比べると、とても短いです。ステージレースの初日に行われるプロローグと同じぐらいですね。

ちなみに2021年ツール・ド・フランスの第5ステージはタデイ・ポガチャルが勝利し、第20ステージは、ワウト・ファンアールトが勝利(タイム35分53秒)。タイムはそれぞれ32分00秒と35分53秒。

風や起伏、路面状況によってタイムは変わりますが、おおよそ10分程度のタイムトライアルとなりそうです。

スタートの順番表

125人が1分おきにスタート。2時間はかかりますね。

やっぱり注目はフィリッポ・ガンナですね。

第3ステージの結果

第3ステージの順位
順位選手名チームタイムタイム差
1.Stefan BISSEGGEREFESUI9:430:00
2.Filippo GANNAIGDITA9:500:07
3.Tom DUMOULINTJVNED9:570:14
4.Tadej POGACARUADSLO10:010:18
5.João ALMEIDAUADPOR10:050:22
6.Mikkel BJERGUADDEN10:070:24
7.Stefan DE BODASTRSA10:070:24
8.Aleksandr VLASOVBOHRUS10:080:25
9.Johan PRICE PEJTERSENBOHDEN10:090:26
10.Jasper PHILIPSENAFCBEL10:110:28
12.Adam YATESIGDGBR10:120:29

ステージ勝利は、EFエデュケーション・イージーポストのシュテファン・ビッセガーでした!

ガンナを破ってのステージ優勝は価値が大きいですね!

ビッセガーは、スイスの23歳。まだプロ2年目。トラック競技の選手としても活躍していました。

昨年も、Paris-Nice(パリ・ニース)とBenelux Tour(ベネルクス・ツアー)のタイムトライアルで優勝しています。どちらも10kmちょっとのタイムトライアルなので、短いタイムトライアルが得意なのかな。

フィリッポ・ガンナは2位。ビッセガーに惜しくも届かず。

3位は、トム・デュムラン。東京オリンピックのタイムトライアル銀メダリストですね。総合も楽しみです。

タデイ・ポガチャルは4位。上位3名はタイムトライアルのスペシャリストですから、総合ライダーであるポガチャルが4位というのは、やはり力がありますね。リラックスしてこのレースに臨んでいる(いつもそうですが)ようでしたが、仕上がりは悪くないようです。

ボーラ・ハンスグローエのアレクサンドル・ウラソフが8位。アダム・イェーツは12位でした。

第3ステージ終了時の総合成績
順位選手名チームタイム差
1.Stefan BISSEGGEREFESUI0:00
2.Filippo GANNAIGDITA0:07
3.Jasper PHILIPSENAFCBEL0:12
4.Tom DUMOULINTJVNED0:14
5.Tadej POGACARUADSLO0:18
6.João ALMEIDAUADPOR0:22
7.Stefan DE BODASTRSA0:24
8.Aleksandr VLASOVBOHRUS0:25
9.Neilson POWLESSEFEUSA0:28
10.Adam YATESIGDGBR0:29

総合は、今日の結果を受けて、ビッセガーがリーダーに。

フィリプセンもステージ10位と頑張ったのですが、総合では3位に転落。

デュムランポガチャルのタイム差が4秒。ポガチャルウラソフが7秒。ポガチャルアダム・イェーツが11秒。今後の山岳での争いが楽しみです。

ポイント賞
順位選手名チーム名ポイントポイント差
1.Jasper PHILIPSENAFCBEL37
2.Dmitrii STRAKHOVGAZRUS325
3.Stefan BISSEGGEREFESUI2116
4.Mark CAVENDISHQSTGBR2017
5.Filippo GANNAIGDITA1621
6.Sam BENNETTBOHIRL1621
7.Pascal ACKERMANNUADGER1324
8.Tom DUMOULINTJVNED1225
9.Arnaud DEMAREGFCFRA1225
10.Elia VIVIANIIGDITA1225

今日の結果で若干の順位とポイントの変動あり。フィリプセンはステージ3位で1ポイント追加しました。

中間ポイント賞
順位選手名チームポイントポイント差
1.Dmitrii STRAKHOVGAZRUS32
2.Michael KUKRLEGAZCZE1022
3.Alessandro TONELLIBCFITA1022
4.Pavel KOCHETKOVGAZRUS725
5.Xandres VERVLOESEMLTSBEL626
6.Stefan BISSEGGEREFESUI131
7.Luca RASTELLIBCFITA131
8.Scott THWAITESAFCGBR131

こちらは今ステージのポイントはなし。

ちなみにヤングライダーを載せていませんが、特に意図はありません(笑)

しいて言えば、総合成績と同じようになってしまうのでいらないかなっと。

総合成績の、1位ビッセガー、3位フィリプセン、5位ポガチャル、がヤングライダーです。ヤングライダー賞の定義とかそろそろ変わるのかな?

第4ステージの展望

次の第4ステージは、CLIMB STAGE(山岳ステージ)!

平均勾配は5.4%とそれほど厳しいのぼりではなさそうです。21.1kmあるため、緩やかに長い間上るといった感じですね。

有力どころのアタックはあるのか、だれが総合争いに絡んでくるのか、そのあたりが楽しみです!

おわりです!

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