【2022年】UAEツアー いよいよ山岳ステージ!ポガチャルの走りは?【第4ステージ】

サイクルロードレース

こんにちは! ニハシ(@nihashi_kintaro)です。

2022年UAEツアーの第4ステージの様子と結果をお伝えします。

第4ステージはいよいよ山岳ステージに突入します! 総合を狙う選手の走りに注目ですね!

UAEツアーの概要

UAEツアーの概要は、第1ステージの記事、または公式HPなどを確認してくださいね。

公式HP→THE UAE TOUR
スタートリストはこちらから→JSPORTSスタートリスト

第4ステージの展開と結果

2度山に登るステージ。どちらも勾配はそれほど厳しくないですが、最後の山は21.1kmと長い! 調子の上がっていない選手には辛そうです。まずは総合争いに生き残る選手がわかりますね。

序盤から中盤

現地映像は残り54.4kmの地点から。

逃げは2名。ルカ・ラステッリ(バルディアーニCSFファイザネ)とヤコブ・イーホルム(トレック・セガフレード)。集団とは4分55秒差。

放送前の序盤に、マーク・カヴェンディッシュ(QST)とワジム・プロンスキー(AST)が落車していたようです。どちらもレースには復帰して、最後まで走り切っています。カヴェンディッシュは5、6ステージのスプリントに影響がないといいのですが…

放送前の中間ポイント1回目
1位イーホルム、2位ラステッリ、3位フィリプセン、4位マライン・ファンデンバーグ

中間ポイント2回目
1位ラステッリ、2位イーホルム、3位フィリプセン、4位ストラコフ

3位のフィリプセンはポイント賞(緑のジャージ)、4位のストラコフは中間ポイント賞(黒のジャージ)を守るため、集団から抜け出してスプリントをしていました。

そのまま、フィリプセンストラコフを含む3人が集団から抜け出してしばらく走っていましたが、ほどなく吸収されます。

残り20km過ぎ、山が始まってほどなく逃げていた2名も集団につかまります。ここからは力勝負。

終盤 最後の山!

山に入って、タデイ・ポガチャル擁するUAEチームエミレーツが集団を引っ張ります!

UAEがペースを上げて、ライバルを振り落としにかかります。厳しいレースにすることを選択しているということは、ポガチャルの調子はよいのでしょう。

残り、9kmを過ぎてから、UAEのラファウ・マイカがアタック!

ここでトム・デュムランが遅れます! デュムラン期待していたけれど、まだまだ調整不足ですかね。。

いくつかのアタックで先頭集団は人数が減っていきます。

ポガチャルアダム・イェーツウラソフ、といった総合の有力選手が残っています。

いくつかの仕掛けはあったものの、最後の1kmまで大きく抜け出す選手はなくスプリント勝負へ。

最後はポガチャルが上りスプリントを制して勝利!!!

強い~

今回はUAEのチーム力も目立ちました。アシスト陣も強力になって、今日だけ見ると、ツール・ド・フランスでポガチャルが3連覇するのでは…と思ってしまいます。

第4ステージの順位
順位選手名チームタイム差
1.Tadej POGACARUADSLO
2.Adam YATESIGDGBR
3.Aleksandr VLASOVBOHRUS
4.Ruben Antonio GUERREIROEFEPOR0:03
5.Damien HOWSONBEXAUS0:03
6.Romain BARDETDSMFRA0:03
7.Jai HINDLEYBOHAUS0:03
8.Geoffrey BOUCHARDACTFRA0:03
9.Jan HIRTIWGCZE0:03
10.Pello BILBAOTBVESP0:03

2位はアダム・イェーツポガチャルには及ばなかったものの、力を見せました。

3位のウラソフも強かった。

ボーラのジャージとウラソフがまだ個人的になじめてません。アスタナのイメージがまだあります。でも調べたら、アスタナに所属していたのは2年間だけなんですね。

ウラソフは今年のVolta a la Comunitat Valenciana(ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ)でいう5ステージあるステージレースで総合優勝しています。レムコ・エヴェネプールなんかも出ていたレースです。

トップ10以外では、フィリッポ・ガンナが3秒遅れの11位でゴール。惜しくも総合リーダージャージ獲得はできなかったですが、タイムトライアルのスペシャリストでここまでのぼりをこなせるのはすごいですね。

第4ステージ終了時の総合成績
順位選手名チームタイム差
1.Tadej POGACARUADSLO
2.Filippo GANNAIGDITA0:02
3.Aleksandr VLASOVBOHRUS0:13
4.Adam YATESIGDGBR0:15
5.Neilson POWLESSEFEUSA0:23
6.João ALMEIDAUADPOR0:28
7.Pello BILBAOTBVESP0:35
8.Oscar RODRIGUEZMOVESP0:38
9.Ruben Antonio GUERREIROEFEPOR0:40
10.Geoffrey BOUCHARDACTFRA0:41

ポガチャルが総合リーダーになりました!

第5、第6ステージは平坦ステージです。順当にいけば、第7ステージの山岳ステージで勝負が決まりそうです。

ただ、このステージの様子を見ていると、ポガチャルが強いのはもちろん、UAEのチーム力もかなりある!

他のチームは、奇襲作戦などを仕掛けるかもしれませんね。

それはそれで楽しみです。

ポイント賞
順位選手名チームポイントポイント差
1.Jasper PHILIPSENAFCBEL43
2.Dmitrii STRAKHOVGAZRUS3310
3.Tadej POGACARUADSLO2914
4.Stefan BISSEGGEREFESUI2122
5.Mark CAVENDISHQSTGBR2023
6.Filippo GANNAIGDITA1627
7.Adam YATESIGDGBR1627
8.Sam BENNETTBOHIRL1627
9.Aleksandr VLASOVBOHRUS1528
10.Luca RASTELLIBCFITA1429

フィリプセンが首位キープ。今日は中間ポイントをしっかり加算しています。

中間ポイント賞
順位選手名チームポイントポイント差
1.Dmitrii STRAKHOVGAZRUS33
2.Luca RASTELLIBCFITA1419
3.Jakob EGHOLMTFSDEN1320
4.Michael KUKRLEGAZCZE1023
5.Alessandro TONELLIBCFITA1023
6.Pavel KOCHETKOVGAZRUS726
7.Xandres VERVLOESEMLTSBEL627
8.Jasper PHILIPSENAFCBEL627
9.Stefan BISSEGGEREFESUI132
10.Scott THWAITESAFCGBR132

ストラコフが初日から首位をキープ。

ガスプロム・ルスヴェロの選手が3名トップ10に入っています。バルディアーニCSFファイザネの選手も2名います。カテゴリーが一つ下のチームとして存在感をしっかり示していますね。

アルペシン・フェニックスもプロチームですが、ここは去年からワールドツアーのチームより目立ってたりしますからね。。無理に中間ポイントや逃げて目立つ必要なし。ステージ優勝したりできるし。

第5ステージの展望

第5ステージは平坦ステージ。

スプリンターたちの勝負になると思われますが、風が強ければ横風分断作戦も起こるかも?

特に、イネオスあたりが攻撃して、ポガチャルからなんとか差を奪いにくると面白そうです。

ただ、UAEとポガチャルも当然警戒してくるでしょうし、ポガチャルが横風分断作戦で遅れるイメージがわかない…

そうなると、結局スプリント勝負かな?
カヴェンディッシュがんばれ~

いずれにせよあと3ステージ楽しみましょう!

おわりです!

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