【2022年】UAEツアー 波乱の展開!【第6ステージ】

サイクルロードレース

こんにちは! ニハシ(@nihashi_kintaro)です。

UAEツアーも第6ステージとなりました。今ステージの次はもう最終ステージです。

・第1ステージの記事はこちら→【2022年UAEツアー第1ステージ】ツール覇者ポガチャル出場!
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第6ステージの展開と結果

レース展開

今日は、ドバイの都市部を走る、平坦コース。

ドバイといえば、豪華ってイメージがあります。

お金ありそうだなあって。

さて、レース映像は、残り距離67.7kmから。

逃げは6人で1分15秒差とのこと。

逃げにガスプロムのストラコフ(中間ポイント賞)は今日もいるのかな?

と思っていたら、やっぱりいました! 彼とガスプロムのチームはほんとすごい。

中間スプリント 1回目
1位:ディミトリ・ストラコフ
2位:パヴェル・コチェトコフ 
3位:アレッサンドロ・トネッリ
4位:マティアス・ヴァチェク

これで、ストラコフは明日ゴールさえすれば、中間ポイント賞獲得となりました。4位までの中にガスプロム・ルスヴェロの選手が3人。いやほんとすごい。

残りは、ドバイの有名な観光スポットをいくつか眺めながら、ラスト10kmぐらいから緊張感が高まってのゴールかなあとのんびり見てました。

解説実況の方々もそんな雰囲気でレース以外のお話もふんだんに入れながらの放送。

残り15kmぐらいから、様相が変わってきます。

あれ? これ、追いつかなくない?

集団を牽引するチームが少なく、前をひく選手も多くないため、集団のほうもスピードがそれほどあがりません。

一方、逃げの6人はローテーションをしっかり回して逃げています。

残り10kmでは、計算上も追いつくのが難しいことがわかってきます。

残り5kmぐらいから、ようやくいろいろなチームが集団の前に来ますが、この時点では追いつくのはほぼ絶望的

逃げの6名は、最後のペースアップで1名脱落して5名になりましたが、集団とは十分な差をもって、ラスト1kmへ!

今大会ずっと目立っているガスプロムの選手が5名中3名います。

人数としては圧倒的優位です。

そしてゴール前スプリントへ!

ガスプロム・ルスヴェロのマティアス・ヴァチェク(Mathias VACEK)が勝利!

ほんとに今大会でのガスプロム・ルスヴェロはすごい!

勝利したマティアス・ヴァチェクは、2002年生まれの19歳! チェコの選手です。 

ほんと若い選手の活躍が目立ちますね。

ゴール直前、集団のほうでは落車があったようです。心配。

第6ステージの結果
順位選手名チームタイム差
1.Mathias VACEKGAZCZE
2.Paul LAPEIRAACTFRA
3.Dmitrii STRAKHOVGAZRUS
4.Alessandro TONELLIBCFITA
5.Pavel KOCHETKOVGAZRUS0:05
6.Jasper PHILIPSENAFCBEL0:15
7.Dylan GROENEWEGENBEXNED0:15
8.Pascal ACKERMANNUADGER0:15
9.Rudy BARBIERIPTFRA0:15
10.Jonathan MILANTBVITA0:15

集団は残った選手でスプリント。6位争いになりますが、フィリプセンが6位。差がなく7位がフルーネウェーフェンでした。

スプリンターチームとスプリンターは、あてがはずれた1日になりました。

こんなはずじゃなかったのに…って感じでしょうね。

総合順位
順位選手名チームタイム差
1.Tadej POGACARUADSLO0:00
2.Filippo GANNAIGDITA0:04
3.Aleksandr VLASOVBOHRUS0:14
4.Adam YATESIGDGBR0:17
5.Neilson POWLESSEFEUSA0:25
6.João ALMEIDAUADPOR0:30
7.Pello BILBAOTBVESP0:37
8.Oscar RODRIGUEZMOVESP0:40
9.Ruben Antonio GUERREIROEFEPOR0:42
10.Geoffrey BOUCHARDACTFRA0:43

総合は、明日が勝負!

万全に見えるUAEチームエミレーツとタデイ・ポガチャルを脅かすチーム、選手が出てくるかどうかというのが注目です。

でもポガチャル強そうなんだなあ、今年も。負ける姿が思い浮かばない…

ポイント賞
順位選手名チームポイントポイント差
1.Jasper PHILIPSENAFCBEL76
2.Dmitrii STRAKHOVGAZRUS697
3.Tadej POGACARUADSLO3442
4.Pavel KOCHETKOVGAZRUS2947
5.Alessandro TONELLIBCFITA2848
6.Olav KOOIJTJVNED2848
7.Sam BENNETTBOHIRL2848
8.Mathias VACEKGAZCZE2155
9.Stefan BISSEGGEREFESUI2155
10.Mark CAVENDISHQSTGBR2056

昨日までは、まあほぼフィリプセンで決まりだと思っていたら…

今日も逃げに乗って中間スプリントポイントを取り、しかも逃げ切った集団にいたため、今日のステージ順位が3位だったストラコフが、フィリプセンまであと7ptと迫っています!

明日は山頂ゴールのため、ゴールでポイントをとることは二人とも難しいと思いますので、その前の2回の中間スプリントが見どころの一つになりますね。

もしくはアルペシンの他の選手が中間スプリントポイントをつぶしにくるか。

見どころが1つ増えました。

中間ポイント賞
順位選手名チームポイントポイント差
1.Dmitrii STRAKHOVGAZRUS57
2.Pavel KOCHETKOVGAZRUS2235
3.Alessandro TONELLIBCFITA1938
4.Luca RASTELLIBCFITA1443
5.Jasper PHILIPSENAFCBEL1443
6.Jakob EGHOLMTFSDEN1344
7.Michael KUKRLEGAZCZE1047
8.Xandres VERVLOESEMLTSBEL651
9.Tadej POGACARUADSLO552
10.Aleksandr VLASOVBOHRUS354

こちらは明日ゴールさえすれば、ストラコフです。

第7ステージの展望

明日の最終第7ステージは、ずっと平坦、最後の10kmが山。山頂ゴールです。

最後の山は、平均勾配5.4%、最もきつい区間は勾配11%。数字だけ見ると、もっと長くて勾配のきついのぼりはありますが、山は山。

いよいよ勝負が決まります。

ポガチャルが圧勝するのか? 

アダム・イェーツが逆転するのか? 

ウラソフは? 伏兵は?

個人的にはストラコフのポイント賞も楽しみです。最初と2回目の中間スプリントも注目です。

最終日、楽しみましょう!

おわりです!

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