【2022年】パリ~ニース 個人タイムトライアル  第4ステージの結果と感想 

サイクルロードレース

こんにちは! ニハシ(@nihashi_kintaro)です。

パリ〜ニース第4ステージの結果と感想をお伝えします。

見逃した方や、他の人の感想を見たい方はぜひお読みください!

パリ~ニースのレース概要はこちらからどうぞ→第1ステージの感想と結果

レース展開と結果

第4ステージは個人タイムトライアルです。

ほとんど平坦基調ですが、ゴール前が3級の山岳。総合系のライダーにとっては、全くの平坦よりタイム差がつきにくく、距離もながくないので、タイムトライアルが苦手な選手でもなんとかこなせそうです。

DNSの選手

レース開始前に、DNSの選手が2名。

DNSとは、Did Not StartまたはDo Not Startのことで、スタートしない、つまりレース開始前に棄権したということです。

似たような言葉で、DNFということがありますが、こちらは Did Not FinishまたはDo Not Finish、ゴールしなかった(しない)ということで、レースを走り始めたあとに棄権したということになります。

英語ではWITHDRAW、フランス語ではABANDON、と表記されていることもあります。どちらも棄権という意味ですね。

そのDNSの選手は、

ボーラ・ハンスグローエのエースナンバーをつけるマキシミリアン・シャフマン
彼は、2021年と2020年のパリ~ニースを勝っていて、今回は3連覇がかかったレースでした。
体調不良とのことです。

また、アージェードゥゼール・シトロエン チームのエースナンバーをつけるベン・オコーナーDNS。こちらも体調不良。熱があるとのことです。

総合を狙う選手2名がリタイアとなり、残念です。

ステージ順位
順位選手名チームタイムタイム差
1 WOUT VAN AERTTJV16′ 20”
2 PRIMOŽ ROGLIČTJV16′ 22”+00′ 02”
3 ROHAN DENNISTJV16′ 26”+00′ 06”
4 STEFAN KÜNGGFC16′ 30”+00′ 10”
5 SIMON PHILIP YATESBEX16′ 31”+00′ 11”
6 ETHAN HAYTERIGD16′ 34”+00′ 14”
7 PIERRE LATOURTEN16′ 39”+00′ 19”
8 STEFAN BISSEGGEREFE16′ 41”+00′ 21”
9 MADS PEDERSENTFS16′ 45”+00′ 25”
10 DANIEL FELIPE MARTINEZIGD16′ 48”+00′ 28”

長い間、ユンボ・ヴィスマのローハン・デニスがホットシートに座っていましたが、出走順の遅い、ワウト・ファンアールトがトップタイム! ステージ優勝となりました。

ワウト・ファンアールトは本当に脚質がワウトですね。決してタイムトライアルスペシャリストというわけではないはずですが、いつもトップ争いしています。

2位には同じユンボ・ヴィスマのプリモシュ・ログリッチ。さすが。

3位もユンボ・ヴィスマのローハン・デニスとなり、第1ステージに続き、ユンボ・ヴィスマが1.2.3フィニッシュ。

ユンボ・ヴィスマのチーム力を見せつけられました。

総合を狙う選手では、サイモン・イェーツが5位。ウラソフは12位。アダム・イェーツは19位でした。

総合成績
順位選手名チームタイム差
1 WOUT VAN AERTTJV
2 PRIMOŽ ROGLIČTJV+00′ 10”
3 CHRISTOPHE LAPORTETJV+00′ 28”
4 SIMON PHILIP YATESBEX+00′ 49”
5 PIERRE LATOURTEN+00′ 51”
6 MADS PEDERSENTFS+00′ 53”
7 DANIEL FELIPE MARTINEZIGD+01′ 06”
8 ALEKSANDR VLASOVBOH+01′ 09”
9 STEFAN BISSEGGEREFE+01′ 13”
10SØREN KRAGH ANDERSENDSM+01′ 19”

ワウト・ファンアールトがマイヨジョーヌ。2位ログリッチ、3位ラポルトとここでもユンボ・ヴィスマが3位まで独占。

ポイント賞(マイヨベール)
順位選手名チームポイント
1 WOUT VAN AERTTJV47 PTS
2 MADS PEDERSENTFS29 PTS
3 CHRISTOPHE LAPORTETJV27 PTS
4 PRIMOŽ ROGLIČTJV26 PTS
5 FABIO JAKOBSENQST15 PTS
6 PIERRE LATOURTEN14 PTS
7 BRYAN COQUARDCOF12 PTS
8 BINIAM GIRMAYIWG10 PTS
9 JASPER PHILIPSENAFC9 PTS
10 ROHAN DENNISTJV9 PTS

ワウト・ファンアールトがマイヨベールもキープ。

山岳賞(マイヨアポワンルージュ)
順位選手名チームポイント
1 MATTHEW HOLMESLTS12 PTS
2 ALEXIS GOUGEARDBBK7 PTS
3 MATHIEU BURGAUDEAUTEN6 PTS
4 THOMAS DE GENDTLTS6 PTS
5 PRIMOŽ ROGLIČTJV4 PTS
6 PHILIPPE GILBERTLTS4 PTS
7 AIME DE GENDTIWG4 PTS
8 OWAIN DOULLEFE4 PTS
9 WOUT VAN AERTTJV3 PTS
10 NATHAN VAN HOOYDONCKTJV2 PTS

こちらはホームズがキープ。明日以降山が増えるので変動がありそうです。

新人賞(マイヨブラン)
順位選手名チームタイム差
1 STEFAN BISSEGGEREFE
2 CLÉMENT CHAMPOUSSINACT+00′ 41”
3 STAN DEWULFACT+00′ 59”
4 FRED WRIGHTTBV+01′ 29”
5 ANDREAS LEKNESSUNDDSM+01′ 46”
6 MAURI VANSEVENANTQST+01′ 53”
7 JOAO PEDRO GONÇALVES ALMEIDAUAD+02′ 05”
8 LUCA MOZZATOBBK+02′ 21”
9 BINIAM GIRMAYIWG+02′ 40”
10 JOHAN JACOBSMOV+02′ 43”

マイヨブランはタイムトライアルに強い、シュテファン・ビッセガーに。

感想と第5ステージの展望

第4ステージ感想

とにかくユンボ・ヴィスマが強い!

ワウト・ファンアールトがタイムトライアルで強いのは周知の事実ではありますが、スペシャリストたちを上回るタイムで勝ってしまうのは、今でも驚きます。

ログリッチは調子よさそうで何より。最終日まで落車せずにたどり着いて!(祈)

第5ステージの展望

第5ステージは、山がちなコース。スプリンターも残れるかもしれないし、パンチャーが飛び出してそのままいけるかもしれないし、総合争いももしかしたらおきるかもしれないし、といういろいろな可能性があるステージです。

どうなることか、レースに注目です!

おわりです!

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