【2022年】パリ~ニース スプリント勝負!第3ステージの結果と感想 

サイクルロードレース

こんにちは! ニハシ(@nihashi_kintaro)です。

パリ〜ニース第3ステージの結果と感想をお伝えします。

見逃した方や、他の人の感想を見たい方はぜひお読みください!

パリ~ニースのレース概要はこちらからどうぞ→第1ステージの感想と結果

レース展開と結果

小さなのぼりが終盤に出てくるコースのため、スプリンターが残れるかここで攻撃を仕掛けるチームや選手が出てくるか、というところが見どころになりそうです。

序盤~中盤

190.8kmあるレースですが、最初からアタックがあり、逃げが形成されます。

B&Bホテルズ KTMのアレクシー・グジャールと逃げのスペシャリスト、ロット・スーダルのトーマス・デヘントとEFエデュケーション・イージーポストのオウェイン・ドゥールの3名の逃げとなります。

中間山岳ポイント 1回目 残り70.1 km地点 3級
1位:トーマス・デヘント(ロット・スーダル)
2位:オウェイン・ドゥール(EFエデュケーション・イージーポスト)
3位:アレクシー・グジャール(B&Bホテルズ KTM)

この時点では逃げの3人はプロトン(メイン集団)に対して3分15秒ほどのリード。

中間山岳ポイント 2回目 残り57.9 km地点 3級
1位:トーマス・デヘント(ロット・スーダル)
2位:オウェイン・ドゥール(EFエデュケーション・イージーポスト)
3位:アレクシー・グジャール(B&Bホテルズ KTM)

全く同じ順位で2つ目の山岳を通過。

中間スプリントポイント 1回目 残り43.9 km地点
1位:トーマス・デヘント(ロット・スーダル)
2位:アレクシー・グジャール(B&Bホテルズ KTM)
3位:オウェイン・ドゥール(EFエデュケーション・イージーポスト)

集団は、総合を狙うチームとスプリント勝負をしたいチームが牽引します。

残り32km地点で、チーム DMSのセーアン・クラーウアナスンがアタックします!

しかし、集団に吸収されてしまいます。

ちょうど山がちになってきたところで、最初の3名も吸収されます。

昨日勝利したヤコブセンなど、スプリンターの中でものぼりで遅れていく選手が出てきます。

中間スプリントポイント 2回目 残り18.7 km地点
1位:ピエール・ラトゥール(トタルエネルジー)
2位:プリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)
3位:マウリ・ファンセヴェナント(クイックステップ・アルファヴィニル)

2回目の中間スプリトでは、ラトゥールログリッチが1位、2位。

残り8kmで再度、セーアン・クラーウアナスンがアタックしますが、後方もハイペースで追いかけます。捕まえて、スプリント勝負になりそうです。

終盤~ゴール!

逃げも捕まえて、勝負はスプリントに!

トレック・セガフレードのマッズ・ピーダスンがコフィディスのブライアン・コカールワウト・ファンアールトの追撃を許さず勝利!

トレック・セガフレードのアシストが素晴らしかったですね。

後続に付け入るスキを与えませんでした。

後ろでマイヨジョーヌ(総合リーダー)のラポルトが落車に巻き込まれていました。とりあえず大怪我ではなさそうです。

ステージ順位
順位選手名チームタイム差
1 MADS PEDERSENTFS
2 BRYAN COQUARDCOF
3 WOUT VAN AERTTJV
4 JASPER PHILIPSENAFC
5 ANTHONY TURGISTEN
6 BINIAM GIRMAYIWG
7 FRED WRIGHTTBV
8 DANNY VAN POPPELBOH
9 ETHAN HAYTERIGD
10 JUAN SEBASTIAN MOLANO BENAVIDESUAD

2019年の世界選手権を制したマッズ・ピーダスンが1位。

コカールが2位、ワウト・ファンアールトが3位。

フィリプセンは4位でした。位置取りがうまくできていませんでしたね。

総合成績
順位選手名チームタイム差
1 CHRISTOPHE LAPORTETJV
2 WOUT VAN AERTTJV+00′ 01”
3 PRIMOŽ ROGLIČTJV+00′ 09”
4 MADS PEDERSENTFS+00′ 29”
5 BRYAN COQUARDCOF+00′ 33”
6 PIERRE LATOURTEN+00′ 33”
7 ZDENĚK ŠTYBARQST+00′ 38”
8 JASPER STUYVENTFS+00′ 39”
9 ALEKSANDR VLASOVBOH+00′ 39”
10 FLORIAN SENECHALQST+00′ 39”

落車はしましたが、ラポルトがマイヨジョーヌキープ。

明日はワウト・ファンアールトプリモシュ・ログリッチが黄色いジャージにそでを通すでしょうか。

ポイント賞(マイヨベール)
順位選手名チームポイント
1 WOUT VAN AERTTJV32 PTS
2 CHRISTOPHE LAPORTETJV27 PTS
3 MADS PEDERSENTFS27 PTS
4 FABIO JAKOBSENQST15 PTS
5 PRIMOŽ ROGLIČTJV14 PTS
6 BRYAN COQUARDCOF12 PTS
7 PIERRE LATOURTEN10 PTS
8 BINIAM GIRMAYIWG10 PTS
9 JASPER PHILIPSENAFC9 PTS
10 ALEXIS GOUGEARDBBK8 PTS

こちらはワウト・ファンアールトがキープ。アシストの役割も担いながらもスプリントにはきちんと参加。なかなか勝ち切れてはいませんが、さすがです。

山岳賞(マイヨアポワンルージュ)
順位選手名チームポイント
1 MATTHEW HOLMESLTS12 PTS
2 ALEXIS GOUGEARDBBK7 PTS
3 THOMAS DE GENDTLTS6 PTS
4 PHILIPPE GILBERTLTS4 PTS
5 AIME DE GENDTIWG4 PTS
6 OWAIN DOULLEFE4 PTS
7 WOUT VAN AERTTJV3 PTS
8 MATHIEU BURGAUDEAUTEN3 PTS
9 PRIMOŽ ROGLIČTJV2 PTS
10 NATHAN VAN HOOYDONCKTJV2 PTS

マシュー・ホームズがキープ。こちらはまだまだ山岳がこのあとあるので、どうなるかわかりません。

新人賞(マイヨブラン)
順位選手名チームタイム差
1 STAN DEWULFACT
2 CLÉMENT CHAMPOUSSINACT
3 STEFAN BISSEGGEREFE+00′ 14”
4 LUCA MOZZATOBBK+00′ 34”
5 MAURI VANSEVENANTQST+01′ 28”
6 BINIAM GIRMAYIWG+01′ 29”
7 FRED WRIGHTTBV+01′ 29”
8 ANDREAS LEKNESSUNDDSM+01′ 37”
9 JOAO PEDRO GONÇALVES ALMEIDAUAD+01′ 53”
10 JOHAN JACOBSMOV+01′ 53”

マイヨブラン(新人賞)はスタン・デウルフがキープ。

明日のタイムトライアルで順位の入れ替わりがありそうです。

感想と第4ステージの展望

第3ステージ感想

最後はスプリント勝負となりましたが、終盤は激しいレースになりました。スプリンターやそのアシストたちがのぼりで足をけずられていたのか、いい位置につけられないスプリンターもいましたね。

最後はエーススプリンターが目立ちますが、やはりチーム力も重要です

第4ステージの展望

第4ステージは、個人タイムトライアルです。

それほど長いタイムトライアルではありませんが、総合を狙う選手たちの仕上がりとタイムに注目です。

次のステージも楽しみましょう!

おわりです!

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