【NFL】2022シーズン 第57回Super Bowl展望【CHAMPIONSHIPの結果と短評も】

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こんにちは! ニハシ(@nihashi_kintaro)です。

いよいよ今シーズンも、スーパーボウルを残すのみとなりました。

第57回スーパーボウルは、AFC、NFC、それぞれの第1シード同士の対決となりました。

どちらが勝つのか、楽しみに試合を見たいと思います。

CONFERENCE CHAMPIONSHIPの結果と短評

【NFC】サンフランシスコ・49ers VS フィラデルフィア・イーグルス

チームスコア
サンフランシスコ・49ers
フィラデルフィア・イーグルス31
49ersイーグルス
164Total Yards269
83Passing Yards121
81Rushing Yards148

結果を見れば、イーグルスの圧勝でした。

49ersは、ファーストドライブで、QBブロック・パーディー(Brock Purdy)が利き腕の肘を怪我するというアクシデントに合いました。

その後、3RD QUARTERにはパーディーの代わりに出場していたバックアップのQBジョシュ・ジョンソン(Josh Johnson)までも、怪我をしました。

結果、パスを投げられないパーディーが再度フィールドに戻ってくるものの、パスを投げることができない49ersは、さすがに苦しい展開となってしまいました。

イーグルスは要所で自慢のオフェンスラインを活かしたランプレイを出し、快勝。

3RD QUARTERでの見え見えのQBスニーク2連続でタッチダウンを奪うシーンなどは、オフェンスラインへの信頼と自信が見えました。

パーディーが怪我をしなかったらどうなっていたのか、というタラレバはどうしても付きまといますが、それぞれの怪我も、イーグルスのディフェンスの強さから生み出されたものであり、結果は順当だったのではないかと思います。

純粋にイーグルスが強かった、と。

NFL公式のYouTubeハイライト動画はこちら→https://youtu.be/haJM-KD849k


【AFC】シンシナティ・ベンガルズ VS カンザスシティ・チーフス

チームスコア
シンシナティ・ベンガルズ20
カンザスシティ・チーフス23
ベンガルズチーフス
309Total Yards357
238Passing Yards315
71Rushing Yards42

こちらは最後までどちらが勝つかわからない接戦となりました。

結果は終了間際のフィールドゴールを決めたカンザスシティ・チーフスが勝利し、スーパーボウルにコマを進めました。

前半から、チーフスが1歩リードしているのを、ベンガルズが追いかける展開となりました。

4TH QUARTERでベンガルズがついにおいついき、残り2分少々でベンガルズの攻撃となりますが、思うように進めずパント。

このパントリターンで大きくゲインされてしまい、最後は、Unnecessary Roughnessのファウルで15yard余計に進まれて、フィールドゴールに。

最後のファウルはもちろん余計なファウルですが、ここに至るまでの経過を考えると、なるべくしてなったともいえるかもしれません。

いずれにせよ、マホームズのチーフスがが天敵? のバロウ率いるベンガルズを4度目の正直で下してスーパーボウルに進出しました。

NFL公式のYouTubeハイライト動画はこちら→https://youtu.be/W1X-tap7B6c


第57回 スーパーボウルの見どころと予想

試合開始時刻:日本時間2023年2月13日(月)8:30 AM

ここに至るまで両チームのことをいろいろな角度で見てきました。

両チームとも第1シードであることからもわかるように、強いです(当たり前)

NFL公式のYouTubeプレビュー動画はこちら→https://youtu.be/TMx-FRVRDeY

今回のプレビュー動画は27分51秒の大作。

イーグルス勝利予想が6人、チーフス勝利予想が4人でした。

どっちも強い(2回目)のは当然ですが、その中でもいくつか見どころを紹介します。

・QB対決

チーフスのQBは、
#15パトリック・マホームズ(Patrick Mahomes)

ジャンピングスローやサイドスローなど、時折トリッキーなプレイも魅せるスターQBです。27歳にして今回が早くも3回目のスーパーボウル出場で、過去は1勝1敗です。

対するイーグルスのQBは、
#1ジェイレン・ハーツ(Jalen Hurts)

今シーズン大きく成長し、パスの正確さと判断が向上しています。24歳3年目の選手です。

この二人の先発QB対決は、スーパーボウル史上初の、黒人先発QB対決としても注目されています。

マホームズも、ハーツも、重要なことと位置付けてコメントしているようです。

・「ケルシー」対決

第57回スーパーボウルは、偉大な兄弟が競演する舞台ともなりました。

イーグルスのC、
#62ジェイソン・ケルシー(Jason Kelce)

チーフスのTE、
#87トラビス・ケルシー(Travis Kelce)

どちらの選手も、そのポジションでの最高の選手といっていいような選手で、その二人が兄弟ってすごいことですよね。

兄弟だということを除いても、この二人を見ているだけで、より試合を楽しめるはずです。

試合後の二人のやり取りも、ちょっと興味深いですね。


・アンディ・リード(Andy Reid)

カンザスシティ・チーフスのヘッドコーチ、アンディ・リード(Andy Reid)は以前、14年間もの間、フィラデルフィア・イーグルスのヘッドコーチをしていました。

つまり、アンディ・リードにとっては、古巣との対決ということになります。

指揮していたのは2012年シーズンまでなので、少し間は空いていますが、14年間率いていたチームなので、もちろんいろいろな思い入れがあることでしょう。

当然、試合になればそんなことは関係なくなるのでしょうが、今回のスーパーボウルの話題の1つとなっています。

・イーグルスのオフェンスライン

イーグルスの試合を見ていると、本当にオフェンスラインの大切さに気付かされます。

ずっとイーグルスのオフェンスラインのことばかり紹介している気がしますが、また紹介しておきます。

#68LT:ジョーダン・メイタラ(Jordan Mailata)
#69LG:ランドン・ディッカーソン(Landon Dickerson)
#62C :ジェイソン・ケルス(Jason Kelce)
#56RG:アイザック・シウマロ(Isaac Seumalo)
#65RT:レイン・ジョンソン(Lane Johnson)
※ #の横は背番号です。

・イーグルスのディフェンス

リーグ1位のサック数を誇るディフェンス。

サック数10を超える選手が4人もいるという強力ユニットです。

LB:ハサン・レディック(Haason Reddick) 16サック
DT:ジャボン・ハーグレイブ(Javon Hargrave) 11サック
DE:ブランドン・グラハム(Brandon Graham) 11サック
DE:ジョシュ・スウェット(Josh Sweat) 11サック

特に、カンファレンスチャンピオンシップでも活躍が目立った、ハサン・レディックが強烈です。

オフェンスも、ディフェンスも、イーグルスの紹介になってしまいましたね。

・予想

イーグルスの勝利を予想します!

C:ジェイソン・ケルシーを中心としたオフェンスラインの強力さ、LB:ハサン・レディックを中心としたパスラッシュの強力なディフェンス、この2つでチーフスをほんの少しだけ上回るのではないかと思ってます。

ただ、チーフスのQBマホームズと、TEトラビス・ケルシーは異次元の選手ですので、作戦や局所での有利不利などを超えてくる可能性も大いにあると思っています。

スーパーボウルは、意外と大差がつくときもありますが、ぜひ接戦で最後までハラハラできる試合になってほしいと思います!

楽しんで観戦しましょう!

おわりです!


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